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何もない・・・

まだ、新しいかったであろう住宅・・・

・・・

お墓があった場所・・・

頑丈なお寺の屋根が1キロも離れたところまで流されてました。

K君の実家があった場所です。
なにもない・・・

なんて言葉をかければ・・・

K君は僕に、少路さん! ちゃんと来て、この目で見て、今の現状を知って良かったです! すっきりしました!と・・・

僕が、お母さんと妹を守っていかないと!・・・ また、がんばってお母さんと妹のために家を建てます!僕は前に進みます・・・

K君はとっても心の強い人です。もし僕がK君の立場だったらこんなに気丈でいられるだろうか・・・ 僕は被災者に勇気付けられています。

皆さん、東北の人は気丈で強いです。前向きです。言葉は間違いかもしれませんがホッとします。

ここ、東松原野蒜地区の様な場所がたくさんです。町がごっそり無くなっているんです。
まだ、多くの人たちが見つかっていません。
避難所も物資は届いてきているようですが、まだまだです。テレビで携帯メールとかインターネットでの情報が流れていますが、避難所ではその情報を見る事ができるのはまだわずかだと思います。インターネットに掲載されている情報をプリントアウトし何枚かコピーして持っていきました。

そして、テレビで見ている人たちと、その現場にいる人たちの感覚はかなり違い格差があると思います。物が買える場所にいる方々、買っていいと思います、でもちょっとだけ考えて必要な物だけを、ガソリンのない方不便なのはわかりますでもちょっと我慢をしていただければ循環してくると思います。

みんな協力しあって、つながり合って、進んでいけばいいと思います。

被災された子供たちが作ったものでしょう。あたまがさがります。

少路は絵を描く事しかできません。
地震の後も、描かせていただきました。
ここで元気な子供たちが育ち、東北に豊かな未来が訪れる事を心から願いながら絵を完成させました。

何もない・・・” への7件のフィードバック

  1. これが現実なんですね。言葉がみつかりません。こんなに辛い状況なのに、少路さん、K君ありがとうございます。どんな時も大きな空の下でみんなつながっています。関西人の私は明日からも普通に仕事を頑張り、微力ですが経済をまわしていきます。少路さんの絵が完成して本当によかったです。

  2. 少路さん、写真や映像でしか知らない私は
    その場に立つ勇気はありません。
    あまりに辛い光景です…。

    被災されたかたたちはそんな甘ったれたことは言ってられないんですね。
    現実を受け止めて、前を向いていかなければいけないんですね…。

    かろうじて助かっても辛い生活を送らなければいけないかたたちに
    何ができるのか。
    いまだに分かりません。

    頑張って!!と
    心の中で願うだけしかできません…。

    少路さんの絵で被災地のかたの心に
    つかの間でも安らぎが戻ることがあればいいですね。

  3. 心が痛いですね。私の知人も安否不明のままです。生きていられた方には、強く生き抜いてほしいと思います。

  4. 少路さん。
    そしてKさん。
    きっとカメラを向ける事にも躊躇を覚えた時もあったでしょう。
    でもちゃんと伝えないとという気持ちで、現地で見たままのものを私達に伝えて下さった事に感謝しています。

    私にはいつも心に残っているテレビ番組があります。
    とある女優さんがフィリピンのスラム街に住む少女のもとを訪問、幼い兄弟達と分けるのでさえ充分とは言えない僅かな夕食をその女優さんに勧めるのです。
    決して衛生的とは言えない食事だけども、その少女の「皆で分け合う」という心に感謝しながら、その食事を頂く…というものでした。

    もし自分が同じ立場なら私には出来るのだろうか。
    いつもその場面を思い出しながら自問自答しています。

    避難所では子供さん達の明るさが何よりも励みになっていると聞きました。
    きっとそんな彼らには少路さんの絵から沢山のメッセージを受け取れるはず!
    そう信じてます。

    長々と申し訳ありませんでした。

    さぁ〜明日から又頑張りますo(^-^)o

    少路さん、お疲れ出ませんように体調管理に気をつけて下さいね。

  5. この写真はテレビや新聞で見るよりも現地の実情がよく伝わりますね
    みんな普通の日常を過ごしていたのに・・・
    被災者のみなさんの生きていく勇気に私も勇気づけられます
    こういう連鎖が復興に繋がればいいと思います

    少路さん絵が完成したんですね
    無事、出来て良かったですね(^^)/
    きっとみんなに喜ばれます!

  6. 少路さん、津波被災地の目の当たりにされたんですね。
    Kさんもおつらいでしょうね・・・
    私が以前住んでいた村も、洗ったように何もなくなっていました。
    なかなか報道されない小さな村でしたが、YOUTUBEで映像を見つけたんです。
    お世話になったかたは避難所名簿に名前を見つけましたが、
    おうちが被害を受けてました。
    14日から帰省するはずだったんですが、両親も無事でしたし
    ガソリンも不足しているとのことで今回は見送りました。

    大阪にいる私たちができることは、義援金を送ることと
    節電を心がけること、普通の生活ができることに感謝すること、
    自分の仕事をやり続けること、ですね。

    少路さんの絵はきっと子供たちに元気と勇気を与えると思います!
    頑張りましょう!

  7. あまりに悲惨な状況に言葉もありません。
    この状況に、わずかばかりの募金しかできない自分が歯痒いです。
    どうか一日も早い、復興を。
    そして、せめて食事と住まいを提供して欲しいと思う毎日です。

    少路さんは、絵で元気と勇気と笑顔を東北の人々に送られたんですね。
    私も、出来る事からしていきたいなと思います。

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